経営業務の管理責任者になるための経営経験は、合算できるのか?
経営業務の管理責任者になるための経営経験は、合算することができます。
過去のすべての経営経験の経歴が合算できますので、すべての経歴を合算して、5年以上または6年以上の期間になれば、経営業務の管理責任者になることができます。
例えば、許可を申請する建設会社A社の役員である甲さんの経歴は以下のようだとします。
・平成22年4月~平成25年3月 個人事業主として建設業を営む
・平成25年4月~平成27年3月 建設会社B社の取締役
・平成27年4月~平成29年3月 建設会社A社の取締役
個人事業主としての経営経験が、3年
建設会社B社の取締役としての経営経験が、2年
建設会社A社の取締役としての経営経験が、2年
合算すると、7年の経営経験となりますから、甲さんはすべての業種で経管になることができます。